宝塚歌劇団は9日、本拠地の兵庫・宝塚大劇場では取りやめていた新人公演について、7月開幕の雪組公演「ベルサイユのばら」から復活させると発表した。宝塚での新人公演は8月1日に行われる。

新人公演は入団7年目までの団員だけで上演するもの。これまで宝塚大劇場、東京宝塚劇場で1回ずつ上演されていたが、昨秋、宙組団員が急死して以降、新人公演世代の負担が大きいことと、宝塚公演が先に開幕するために、本公演の準備と重なることなどから、いったん新人公演を中止。その後、宝塚に続く東京宝塚劇場のみでの上演になっていた。

今作雪組公演「ベルサイユのばら」は、雪組トップ彩風咲奈のサヨナラ公演として予定され、彩風がフェルゼン役で主演する。東京公演の新人公演は9月12日。