お笑いコンビ、ドランクドラゴン塚地武雅(52)が9日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜午前8時30分)に出演。主演ドラマシリーズ「裸の大将」を振り返った。

画家の山下清をモデルにした作品で、芦屋雁之助さんが長らく主演。塚地は2代目として山下清役に起用された。

塚地は「お話来た時は絶対ドッキリやと思って。ぼうずにしたら『はいドッキリで~す』って言われるもんやと。当時『はねる』(はねるのトびら)もやってましたし、絶対そのプロジェクトやと」とオファーが信じられなかったと回想。「プロデューサーも監督も先代とやっていた方なんです。僕、とてもじゃないですけど大丈夫ですか? みたいな話しして。確実に比べられるし、確実に負けるじゃないですか」と尻込みしつつ、「知らないちびっ子のために、画伯がいてこういう物語でホッコリできるというなら。知らない人のためにやるのは意味はあるのかなというところから、ですかね」と出演を決意したという。

清の大好物で、物語には欠かせないアイテムだったおにぎりを20個近く食べるシーンもあったという。さらに「差し入れも皆さんニッコニコしながらおにぎり持ってくる」と笑い、「毎日おにぎりばっかり食べてるからさすがに飽きる」と明かした。

撮影の合間に隠れてサンドイッチを食べることもあり「ちょっと離れてサンドイッチの三角にのり巻いて、遠くから見たらおにぎりに見えるみたいな」と役のイメージに配慮。パーソナリティーの向井慧を「そんな気遣いがいるんですか!?」と驚かせていた。