SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)に所属していたタレントたちが移籍した新会社STARTO ENTERTAINMENTが10日、本格始動した。公式サイトも更新され、代表取締役CEO(最高経営責任者)の福田淳氏がメッセージを伝え、組織の概要も公式サイトで公表した。

この日午後2時、「株式会社STARTO ENTERTAINMENT 始動します」と題して、企業ホームページを更新。「本日まで本格的な業務の始動に向けて準備を進めておりましたが、このほど当社と契約した28組295名のタレントたちとともに新たなステージへと船出いたします」と伝えた。

組織体制については「コーポレート・ガバナンス体制を充実・強化させていくことが当社にとって必要不可欠である」とし、コンプライアンス体制の強化、人権方針と企業理念の策定・実践をすると表明。

育成部門を新設し「ジュニア(若手タレント)の育成およびプロデュース事業について、当社の一部門(育成部門)とし、当社直轄の事業として展開します」。その上で、「風通しの良い人的関係・組織風土を構築するとともに、タレント向けの研修の実施、相談先の拡充等の施策を講じます」とも表明した。

また、「ジュニアの相談先の設置」も終え、「東京と大阪の育成部門にそれぞれ専任のホスピタリティ担当を配置」するとともに、当該者を擁護し、意見を代弁する立場の者を置くとした。