SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)に所属していたタレントらが移籍した新会社STARTO ENTERTAINMENTが10日から本格始動した。東京ドームで、初イベント「WE ARE! Let’s get the party STARTO!!」を開催。13組72人のタレントがファン5万5000人を熱狂させた。嵐はグループとしての新会社設立を報告。5人連名のメッセージを発表し、大きな話題となった。

嵐の5人が、新会社設立を発表した。この日朝、STARTO ENTERTAINMENTの公式サイトなどで発表された。相葉雅紀(41)松本潤(40)二宮和也(40)大野智(43)櫻井翔(42)の5人連名のコメントが掲載された。

サイトでは「1999年にデビューし、この2024年は25周年の年にあたります。メンバーも全員40代を迎えました」と前置きし、「これまで以上に主体性をもち、これまで以上に主体的に判断をし、これまで以上に主体的に行動したい。そして何よりも、日々応援してくださるファンの皆さまに、より近くに感じてもらいたい。より積極的でありたい。そんな想いから5人で何度も何度も話し合い、会社を設立致しました」と経緯を明かした。

さらに「これまで共に歩んできたスタッフの力も時に借りながら、未来を描くための準備を進めていけたらと思います」と伝えた。現在実質芸能活動休止中の大野を含めた嵐の5人が連名でコメントするのは、20年末のグループ活動休止以来初めてだ。

発表を受けてSNSにはファンの驚きや喜びの声があがった。今年11月3日にはデビュー25周年記念日を迎える。この日正午には櫻井がソロ公式ホームページもオープンさせた。現時点で具体的に決まっていることはないが、広告代理店関係者は「5人だけの会社をつくったことで、より柔軟に動けるようになったはず。25周年に合わせてグループ活動を一部再開したり、イベントなどを開催する可能性もある」と話す。再始動の機運は高まっている。