今日13日放送開始のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」(土曜午後11時30分)の制作発表会見がこのほど、東京・日活調布撮影所で行われ、高橋一生(43)橋爪功(82)本田翼(31)宮本茉由(28)が出席した。

前作は、昨年1月から放送。花火店を受け継いだ望月星太郎(高橋)の元に、父の航(橋爪)が幽霊となって出現、2人と星太郎に弟子入りを志願する謎の女性水森ひかり(本田)との共同生活を描いたファンタジーかつアットホームなドラマとなっている。本作から、星太郎に突然プロポーズする野口ふみか役で宮本が登場する。

1年ぶりの撮影に高橋は「雰囲気はとてもいい。宮本さんが入ったことで、これまでの3人の会話のリズムが、変化する感じがおもしろい」。新たに加わった宮本は「シーズン1の3人の絶妙なバランスにどう入っていったらいいのかを考えながら演じているので、勉強になっています」。

また、本田は宮本を「現場のオアシス」と称し「穏やかな風、水が流れて来るような、より柔らかい現場になった」と話した。

そんな3人に対して橋爪は「(本田と宮本の)お二方は若いので、なるべくそばに行かないようにしている。話が合わない」と橋爪流で会場を笑わせた。

会見では、ドラマ最後に展開される恒例の質問コーナーを生披露。「出演者と旅行くなら、どこで何をしたい?」との質問に、橋爪は「旅行なんか行きたくないです。考えるのもイヤ。私のことは放っておいて」と回答し、再び会場を笑わせた。高橋も「この家で十分」とし「どこかに行きたいなんていったら、盛り込まれそうで大変」と苦笑した。

花火店になぞらえ、それぞれが見どころをしたためた尺玉を披露。高橋はタイトルの「間」に丸を書き、「間を見てほしい。それぞれ芝居の間がおもしろいと思うので、ぜひ」とアピールした。