エジプト出身のタレント、フィフィ(48)が12日、X(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳水原一平容疑者(39)が違法スポーツ賭博で借金を抱え、大谷の口座から現金1600万ドル(約24億5000万円)超を詐取したとして、銀行詐欺容疑で訴追された問題について言及した。

フィフィは「何が怖いって、米メディアのESPNが疑わなければ、今も水原容疑者は大谷選手のお金を使いまくってギャンブルに溺れていたかもしれないということ…」とポストした。

この投稿にユーザーからは「もう既に溺死レベルでギャンブルに溺れてると思いますがね。判明したからマシなレベルで正直手遅れですわありゃ」「ギャンブル依存症は最後まで行っても、またそこでガス欠でもアクセルを踏み込む」などの声が上がった。

ESPNは11日(日本時間12日)、水原容疑者が不正に大谷の口座から送金した金額は総額1600万ドル(約24億円)以上であることが判明したと報じた。罰金最大100万ドル(約1億5000万円)と禁固最大30年の両方かいずれか一方の刑罰が科される可能性があるという。

ブックメーカーとのやりとりのメール履歴によれば、水原容疑者は21年9月に違法スポーツ賭博を開始。1日平均25回で合計1万9000回ほど、1回あたり10ドル(約1500円)から16万ドル(2400万円)を賭け、勝ち額は総額1億4200万ドル(約213億円)、負け額は総額1億8300万ドル(約275億円)で、収支はマイナス4067万8436ドル(約62億円)だったという。

また、マーティン・エストラーダ検事はロサンゼルスで行われた会見で「大谷はこの件で被害者とみなされる」と、大谷の違法賭博や送金に関与はなく、潔白であることを強調した。連邦検事局によると水原容疑者は12日(同13日)の午後に連邦地方裁判所に出廷予定で、その際に罪状認否の日程が決められるという。