フリーアナウンサー石井亮次(47)が12日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)にMCとして生出演。米連邦地検によると、ドジャース大谷翔平投手(29)の当座預金口座から2021年11月から24年1月までに無許可で総額1600万ドル(約24億円)以上を元通訳の水原一平容疑者(39)が不正送金した疑いがあるとしたことについて番組で取り上げた。

石井は大谷の年度別年俸のフリップを取り出し、日本ハム時代、エンゼルス時代、ドジャース時代の年俸を紹介(18年以降のレートは1ドル145円計算)。エンゼルス1年目の18年の年俸は約7900万円、19年は約9400万円、20年は約1億200万円、21年は4億3500万円、22年は7億9800万円、23年は43億5000万円とし、ドジャース1年目の今年、101億5000万円(※年平均)となっていた。

ブックメーカーとのやりとりから、水原容疑者が違法スポーツ賭博を開始したのは21年9月からとされている。石井は「この部分ですよね」と、21年から23年部分を右手人さし指で何度も指さした。「全部足すと54億(円)ぐらいです。税金半分払うと、27億ぐらいですよね。今回25億不正送金してますよね、通帳開いたらすってんてんになってた可能性ありますよ。それぐらい、(水原容疑者が)全力で賭けをやっていた、とみられる」とコメントした。

それを聞いた、ますだおかだの増田英彦は「これは野球の年俸だけですけど、それ以外の契約内容どうなってるか分かりませんけど、それ以外の収入もあると思いますけど」とフォロー。さらに石井は「(ドジャース移籍)その前の金額から税金引いた分、ほとんど持っていってたんじゃないかっていうふうに見える。まだ分かりませんが」と続けた。

米メディア報道によると、ブックメーカーとのやりとりのメール履歴によれば、1日平均25回で合計1万9000回ほど、1回あたり10ドル(約1500円)から16万ドル(2400万円)を賭け、勝ち額は総額1億4200万ドル(約213億円)、負け額は総額1億8300万ドル(約275億円)で、収支はマイナス4067万8436ドル(約61億円)だったという。