英王室のウィリアム皇太子(41)が11日、長男ジョージ王子(10)と共にイングランド・バーミンガムで行われたプレミアリーグ・アストン・ヴィラの試合を観戦する姿がキャッチされた。

キャサリン皇太子妃(42)が、先月22日にがんと診断されて治療を受けていることを公表する動画を公開して以降、皇太子が息子と外出する姿が目撃されたのはこれが初めてとなる。

イングランドサッカー協会会長を務める皇太子は、ヴィラ・アストンのファンとして知られ、親子そろってお気に入りのチームの応援に駆け付けたようだ。米ピープル誌は、スタンドから立ち上がって拍手を送る2人の姿を写真入りで伝えており、ジョージ王子の首にはチームのタオルが巻かれているのも確認できる。

ジョージ王子を含む3人の子どもたちは現在、学校がイースター休暇中のため、一家は家族水入らずのプライベートな時間を過ごしている。

一方、英デイリー・メール紙が10日に報じたところによると、皇太子は先週末に皇太子妃の母キャロル・ミドルトンさんと地元のパブを訪れ、ビールを一杯飲む姿もキャッチされていた。報道によると、とても控えめな外出で、周囲も大騒ぎすることなく、2人はパブに立ち寄りすぐに出て行ったという。キャサリン皇太子妃は、自宅での療養中にキャロルさんの運転する車の助手席に座って外出する姿が目撃されていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)