英国のヘンリー王子(39)が12日、米フロリダ州ウェリントンにあるグランド・チャンピオンズ・ポロ・クラブで行われたポロの慈善試合に出場し、試合後はカメラの前で妻メーガン妃(42)とキスを交わした。

動画配信大手ネットフリックスでポロに関するノンフィクション番組を新たに制作することが発表された翌日、王子は自身が2006年に共同設立したアフリカでHIVに感染した子どもや若者たちを支援する慈善団体サンタバリーによる毎年恒例のポロの慈善試合に参加。クリーム色のホルターネックドレスにサングラスを着用したメーガン妃と手をつないで笑顔で会場入りした。番組の撮影も行われていたようで、米ピープル誌などに掲載された写真では、2人の周囲を撮影クルーが取り囲んでいるのが確認できる。

王子はロイヤル・サルート・サンタバリーの主将として友人で世界的に有名なアルゼンチン出身のポロ選手ナチョ・フィゲラス氏が率いるグランドチャンピオンズと対戦。約300人の観客と共に観戦した妃は、2番の背番号をつけて出場した王子の活躍を見守り、声援を送っていた。

王子は先制点を奪い、チームは3対1で勝利。妃はトロフィーを受け取った王子に祝福のキスをした。米ピープル誌は、「彼女はとても幸せそうで、2人はとても愛し合っていた」と関係者のコメントを紹介している。

妃は2018年に行われた試合でも、優勝した王子をキスで祝福していた。

報道によると、慈善試合と夕食会やパネルなど2日間に渡って行われたイベントを通じて、団体は総額100万ドルを集めることに成功したという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)