東大医学部卒業の元NHKアナウンサー膳場貴子(49)が14日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。番組名物コーナー「スポーツご意見番 喝! あっぱれ!」で初の「喝!」を経験した。

番組を卒業した関口宏(80)に代わって新MCを務めた先週の同コーナー冒頭では「最初に白状させていただきますと、スポーツはまだ“アレ”ですので、いろいろと教えてください」と自ら語っていた。元プロ野球選手の上原浩治氏、五輪柔道金メダリストの谷亮子氏から「あっぱれ!」はあったもの、「喝!」の出番はなかった。

今週は元巨人の槙原寛己氏と元ロッテの井口資仁氏が登場。10日のDeNA対中日戦の1回表、中日の攻撃で1死一塁でのニゴロでの併殺判定を巡り、中日立浪和義監督のリプレー検証を要求した件を取り上げた。二塁からの送球を受けた一塁手の足が完全にベースから離れており、判定が覆ってセーフとなった。

解説をしていた槙原氏は試合中に「検証するまでのことでもない。これサンデーモーニングだったら『喝!』が入ってましたよね」と解説していた。

槙原氏は「喝を入れてください。ダブル喝ですよ。ここ初めてなんでしょ、リニューアルして。なかなかいいのが出てくれましたよね。審判も一生懸命やっているんでね、申し訳ないと思うけど。僕がちょうど(解説を)担当していたんで、何が起きたか分からなかった。アナウンサーもダブルプレーって言っちゃってたんですよね、審判を見てて。でも足が完全に離れている。まあ、でもコメントしてて良かったです」と話した。

膳場は槙原氏の「喝!」を受けてのコメントはなく「ここからは『イッキ見!』です」と番組を進行させた。