人気ユーチューバーのヴァンビが15日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「ユーチューバー、おもんない」論争に私見を述べた。

霜降り明星の粗品が12日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」で「ユーチューバーはおもんないっすよね」「僕は芸人至上主義なんですよ」などと主張。MCを務める千鳥の大悟は「芸人もそうやん、おもろいのとおもんないのもおるし。ユーチューバーの中にもおもろいのもいれば、おもんないのもいる」「何が違うかって、ワシらは舞台に立ってた。あれって、千鳥だけを見に来てない。違う芸人が見に来てる人を笑かしてた、が基本あるけど。あの人(ユーチューバー)らは自分だけを見に来る人を笑かしにいくから。笑かし方の戦い方が違う」などと語り、その後SNS上では「芸人」「ユーチューバー」比較論が話題となっていた。

ヴァンビは「YouTuberおもんなくない、芸人のがおもろい論争が流れてきたのでそれについて。正直まだこの話してんの?って思ってしまう話題ですが」と書き出し、「そもそも『面白い』って非常に幅広い表現だと思ってて タイタニックのような感動して涙を流してしまう映画も『面白い』 ハングオーバーのような笑いに特化したコメディ映画も『面白い』 この2つの『面白い』を並べて笑えるという部分だけを引っ張り出してコメディのが面白いと言ってるようなものでそもそも比べるべきものではないと思う」と記述。

そして「YouTuberはいわゆる素人が自ら動画制作や企画などをセルフプロデュースして多くの視聴者をつけてきたことが強みであり、同じ素人だった人物が夢を掴んでシンデレラストーリーを体現してるのも面白さの一つだと思う それを『人を笑わせる』という部分だけを抜き取って横並びにして芸人のがおもろいとか言ってるのがそもそもダサい 喧嘩強いから俺のが偉いみたいな一方的な理論でいじめとやってることはほぼ変わらない YouTuberが芸人さんをバカにしてるのは正直あまり見たことがない しかし芸人さんがYouTuberをバカにしてるのはよく見る 俺はYouTuberとして自分ではない他のYouTuberがバカにされてても正直悔しいし、嫌な気持ちになる」と反論した。

そして「お互い別の『面白い』を持っててそれぞれにリスペクトがある世界になればいいなと思ってます」と締めた。

ヴァンビは、ゆんとのコンビでユーチューバー、ヴァンゆんとしてブレーク。昨年9月にコンビは解散。ヴァンビは個人で活動しており、今月15日現在、YouTubeチャンネルの登録者数は1750万人に達している。