落語家の立川志らく(60)が16日、X(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平容疑者(39)が銀行詐欺容疑で訴追されたことを巡り、ワイドショーの報道姿勢に疑問を呈した。

「大谷翔平選手を疑ったワイドショー。ある程度は仕方がない。それを議論だと言われれば確かにそうだ。ただその疑い方があまりといえば酷かった。野球が出来なくなるとか罪に問われるかもしれないとか」と切り出した。

そして「私も当初は大谷が男気を出して親友を救うために金を送金したのかもしれないと思った。でも大谷翔平は人の道から外れることはしないはず。だから彼を責めちゃいけない。野球を奪っちゃらいけないと言った。でも疑ったことは事実だから頭を下げた」と自身の振る舞いについて語った。

さらに「私は以前ラジオで話をしたのだが、多くのコメンテーターが、大谷は送金の事実を知らなかったと言っているが他人がどうやって大谷の口座にアクセスして送金出来るのか! それを大谷翔平は説明すべきだ! と言っていた。だが、それがそもそも失礼な話」とつづった。

具体例を示した。「例えば私の家の金庫から大金が盗まれた。可愛がっていた弟子が盗んだ。金庫の番号は私しか知らない。だからどうやって弟子は盗んだんだ? おかしいだろ? 志らくはそれを説明しろ! そんな事言われても私から言わせれば、どうやって金庫を開けたかは私が聞きたい。なんで金を盗まれて悲しんでいる被害者にそんなことを聞くんだ?それと同じ。つまりそういうことを言う人は大谷も共犯だと言いたいだけ」と記述。そして「だから今回大谷翔平を疑った人、それも共犯者の如く疑ってそれを世間に広めた人は絶対に謝罪すべき。それが人の道だ」と締めくくった。