元AKB48/元NMB48で女優の市川美織(30)が21日、都内でセカンド写真集「果汁29%」(玄光社刊)発売記念イベントを行った。

自身5年ぶりの写真集。コロナ禍の影響もあり、ようやく実現した2冊目の出版に「皆さんにすてきな報告ができるなと思いました」と笑顔を浮かべた。

撮影は写真家の川島小鳥氏が担当し、オール北海道ロケを刊行。自身が、大雪の日に生まれたことから“雪”に関わる撮影場所を希望し、北海道をチョイスした。「自分のルーツに関わるものと撮りたいなと思いました。暖冬が続いて、雪がないかもしれないと思っていたんですが、北海道に降り立ったら吹雪になっていて。やっぱり私は雪と縁があるんじゃないかなと思います」。北海道からの“大歓迎”を受けて撮影され「すてきな雪の写真もいっぱい撮れました」とアピールした。

雪にダイブするカットや、雪と光の組み合わせで幻想的な瞬間を収めたカットも収録。「川島さんの独自の世界観が私といい感じにマッチングしました。ちょっとレトロな感じだったり、1冊目の写真集とは違う感じになっています」と解説した。

30代に突入しても、おなじみのキャッチフレーズ「フレッシュレモンになりたいの」は貫く。写真集タイトルの「果汁29%」には「29歳の時に撮ったので29%。30歳になったので果汁30%にレベルアップしたんじゃないかな」と意味を込めた。報道陣からの「フレッシュレモン」に近づけたのか? という問いには、「近づいたんじゃないかなと思います」とブレない。「私はレモンに始まりレモンで終わりたいと思っているので、目指したからには続けていきたい。『広島レモン大使』も10年目。『瀬戸内レモン大使』も決まっているので、一生レモンとお付き合いしていきたいと思います」と深いレモン愛を見せた。

◆市川美織(いちかわ・みおり)1994年(平6)2月12日生まれ、埼玉県出身。10年にAKB48研究生として加入。13年からの兼任を経てNMB48に移籍し、18年にグループ卒業。23年から3人組レトロポップユニット「FANCYLABO」メンバー。血液型O。