フジテレビ系の国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公「まる子」の2代目声優を務める菊池こころ(41)が21日、お茶の間デビューを飾った。

菊池は、3月に63歳で急死した「まる子」初代声優のTARAKOさんの後任で、就任が決定してから初めての登場。この日は、新作の「プロ野球開幕!!」の巻が放送された。

菊池は、複数回にわたるオーディションを経て抜てきされた。同アニメには、18年8月12日に放送された「まる子、幽霊を助ける」の巻で「お花ちゃん」という役で出演した縁もある。6年前の収録時にはTARAKOさんと対面し、くしくも「まる子」と再び巡り合う縁に結ばれた。今月12日の就任発表時には、「正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだという気持ちを大切にして一所懸命努めます。TARAKOさんが育んでくださった“まる子”の姿を大切にしながら、これからも楽しく愉快な『ちびまる子ちゃん』をお届けしていきます」と決意表明していた。

 

◆菊池こころ(きくち・こころ)1982年(昭57)11月9日、東京都生まれ。ケンユウオフィス所属。テレビ東京系「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS」うちはサラダ役、フジテレビ系「ワンピース」トコ役など。趣味は園芸。特技は犬に好かれること、人混みをさくさく歩けること。身長144センチ、B型。