パティシエの鎧塚俊彦氏(58)が30日、インスタグラムを更新。ウエディングドレスなどブライダルデザインの第一人者として知られる桂由美(かつら・ゆみ、本名結城由美=ゆうき・ゆみ)さんが26日に94歳で亡くなったことを受け、思いをつづった。

鎧塚氏は「私達の結婚式の衣装を手掛けて下さいました桂由美先生が他界されました。由美先生が特にブライダル業界に残された功績は計り知れません」とつづり、結婚式の写真を指さす桂さんの様子や妻で15年に54歳で亡くなった女優川島なお美さんと桂さんのツーショットを公開した。

続けて「年齢的にも立場的にもずっと上でいらっしゃるのに何故かいつも『鎧塚先生』呼んで下さり腰が低く、しかし凛とされた立派な方でした。今、思い出しますのは先生のファッションショーに呼んで下さり行ってみると最前列の先生の隣の席。それにも関わらず前日寝ていなかった私は気がついたらウトウトしてしまっていました。『先生、気が付かれたかなぁ?』と恐る恐る隣を見ると先生もウトウトされていました。そんなお茶目なところもある先生が大好きでした」と桂さんとの思い出を振り返った。

そして「桂由美先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と悼み、締めくくった。

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