フリーアナウンサー長野智子(61)が30日、パーソナリティーを務める文化放送生ワイド「長野智子アップデート」(月~金曜午後3時半)に出演。94歳で亡くなったことが明らかになったデザイナー桂由美さんの訃報を受け、「私も桂由美さんのドレスを着させていだたいた」と、結婚当時を振り返った。

90年に商社マンと結婚し、桂さんのドレスを着用した。

「我々の時代の女性というのは、桂由美さんの乃木坂のブライダルハウスでウエディングドレスを選んで結婚したいというのがひとつの夢だった。そういう夢を築かれたという意味で、すごい方だったなと思います」。

選んだのは、肌の露出の少ない細身のドレス。「新婦というのはこうあるべきみたいな理念が当時あって、肌を露出しないで品良く、という筋の通ったウエディングドレスだった。かっこよかったんです。広がらない、シュッとした細いAラインのレーンが伸びるシンプルなものを着させていただいたのですが、あこがれの桂由美さんのドレスを着て結婚式というひとつのあこがれでしたので、うれしかった」。

また、「かわいいだけじゃなく、女性として結婚する覚悟や信念みたいなものもきちんとお持ちになっている方だというのは、当時着させていただいて感じた」。ファッション史に残した大きな功績について「見事な人生でいらしたと思う」と話していた。

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