元NHK政治記者でジャーナリストの岩田明子氏が15日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜午前8時)にゲスト出演。安倍晋三元首相を「怒鳴っちゃった」過去を明かした。
番組では、退陣を表明した石破茂首相についてトーク。NHK時代に安倍氏の番記者を務めていた岩田氏は、石破氏退陣をめぐって情報が交錯したことを受け「私も安倍総理の退陣(の第一報を)取る時、もう退陣するなって分かっただけに、この後もう電話出なくなっちゃうなと思った」と慎重になったことを振り返った。
岩田氏は第一次安倍政権の末期を回想。安倍氏の体調が悪化しており「そろそろ退陣だなと思って。電話でしゃべってても限りなくそれを示唆するので。これはヤバいと。でも最後に、え?退陣ですか?と言ったら、1回目の退陣の時はそれで心を閉ざしてしまったので。辞めるな辞めるなとか言っちゃったから、つい。記者のノリを超えて」と反省した。
また「私は取材をする立場なのに、1回目の退陣の時は『退陣なんて無責任なことをするな』っていっぱい言っちゃったから…」と続けると、パーソナリティーのフリーアナ垣花正は「ちょっと待って、どういうタイミングで言うんですか?」と思わずツッコミ。岩田氏は「あり得ないでしょ!って怒鳴っちゃったので、電話でね。第一次退陣の時に。そもそも内閣改造をやめようかなっておっしゃったから。そんなこと絶対ダメだって、やり抜けってすごい強い口調で言っちゃって」と苦笑した。「だけど改造やった後に体力が持たなくて退陣になるんだけど。どうせ私が退陣はダメだって言うに決まってるから、電話出なくなっちゃって。それで失敗したんです。大失敗したの。(一報を)取れなかったの」と後悔をにじませた。
岩田氏によると、政治家には記者にアドバイスを求める人、指摘を受けて関係を絶つ人などさまざまなタイプがおり「安倍さんの場合は『うるさい!』なんて激論になって、ヤバい、関係終わった…って思っても、夜中に考え直して、翌日『やっぱり自分もここは違ってたな』って考え直すから大丈夫でしたけど」と柔軟な人柄についても語った。



