出口夏希(24)が17日、東京・新宿ピカデリーで行われた南沙良(23)とのダブル主演映画「万事快調〈オール・グリーンズ〉」(児山隆監督)公開記念舞台あいさつに登壇。2026年に新しくやりたいことは? と聞かれ「体力づくり」と即答した。
その理由について、出口は「階段を上るだけで、ハアハアしちゃって」と、笑いながら自らの体力のなさを明かした。「走らされがちな人で、私。いろいろな作品で、走っているんですけど」と語るように、劇中でも、南を追いかけるシーンを演じている。どのレベルから体力づくりを始めるのかと聞かれると「まず、歩く…散歩」と、ハードルを、うんと下げて着実に進めていく考えを示した。
「万事快調〈オール・グリーンズ〉」は、第28回松本清張賞を満場一致で受賞した波木銅氏の同名小説の映画化作品。南はラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈(うっくつ)とした日々を送る朴秀美、出口は陸上部のエースでスクールカースト上位に属しながらも家庭では問題を抱える映画好きの矢口美流紅、吉田美月喜(22)が岩隈真子を演じた。3人は自分たちの夢をかなえるため、未来が見えない町とおさらばするために一獲千金を狙うしかないと同好会「オール・グリーンズ」を結成。危険な種子を栽培する不適切な禁断の課外活動を行う物語。
舞台あいさつの最後に、児山隆監督からのサプライズの手紙が読み上げられた。その中で「美流紅のキャラは、ずっと決まりませんでした。いちるの願いを持って話をさせて頂いた。まさか出てくれるとは、青天のへきれき。映画を救ってくれたのは、間違いなく出口さん。(中略)演じなかったら存在しない。演じなかったら見たくなかった。この映画を存在させてくれて、ありがとう」などと感謝された。出口は「監督が“何でもやって良いよ感”を出してくれたから、私も堂々と出できた。感謝します。3人でいた2カ月…何て心地よかったんだろう。感謝します」と南と吉田にも感謝した。
この日は、朴秀美に恋心を抱くラッパー仲間ジャッキー役の黒崎煌代(23)と主題歌「Stranger」を書き下ろした音楽ユニットNIKO NIKO TAN TANも登壇した。
◆「万事快調〈オール・グリーンズ〉」 ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈(うっくつ)とした日々を送る朴秀美(南沙良)と陸上部のエースで社交的スクールカースト上位に属しながらも、家庭では問題を抱えている映画好きの矢口美流紅(出口夏希)は、未来が見えない町で暮らすどん詰まりの日々の中、朴が地元のラッパー佐藤(金子大地)の家で危険な種子を手に入れる。その出来事をきっかけに、同級生で漫画に詳しい毒舌キャラ岩隈真子(吉田美月喜)岩隈の後輩で漫画オタクの藤木漢(羽村仁成)らを仲間引き入れ、同好会「オール・グリーンズ」を結成。この町を出ていくには、一獲千金を狙うしかないと学校の屋上で種子の栽培に乗り出し、禁断の課外活動を始める。



