田中偉登(26)が23日、東京・新宿バルト9で行われた山時聡真(20)と菅野美穂(48)のダブル主演映画「90メートル」(中川駿監督、3月27日公開)完成披露上映会に登壇。
劇中で、山時が演じた藤村佑の同級生でバスケ部の元チームメートの大平翔太を演じたが「僕だけ、バスケ映画だと途中まで思っていた。それくらい、撮影前の4カ月、ボールに触らせられて、バスケの練習をさせられた」と声を大に訴えた。
「90メートル」は、母親を看病した経験を持つ中川駿監督(38)が、自らと母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、オリジナルで脚本を手がけた半自伝的映画。山時は母子家庭で育ち、小学生の頃からバスケットボール一筋も、高校2年の時に母の美咲が難病を患ったことでバスケを辞め、世話を優先せざるを得なくなる藤村佑を演じた。わが子を何よりも思いやる美咲を、菅野が演じた。
田中は「(山時)聡真は元々、バスケができ、映画に出てくるチームメートも、みんなうまい子が選ばれ、僕だけ圧倒的にできず、皆が練習や試合をしている中、体育館の端っこでドリブルのやり方から教わった。(役の)翔太のことを全然、考えていなかった」と振り返った。
ところが「初日がバスケシーンだった。『やっぱりバスケ映画だと思った』」ところ「そこ以外、バスケシーンは、ほとんど出て来ない」とバスケシーンが、本編にはほぼ、なかったという。「何のための4カ月やったんや、と。記憶がバスケしかない、本当に」と吐露した。
さらに、田中は「監督がバスケ、大好きだから厳しいんですよ」と訴えた。中川監督から「昔は高校教師になって、バスケ部顧問になるのが夢だった。夢をかなえてもらった」と感謝されたが「その熱量で『違う、違う』ってガンガン、伝えてくるから…」と苦笑した。
美咲が利用する介護施設のケアマネジャーケアマネジャー下村香織を演じた西野七瀬(31)、佑の同級生のバスケ部マネジャー松田杏花を演じた南琴奈(19)も登壇。



