俳優の稲葉友(33)が9日、都内で舞台「俺節」(10日から、東京建物 Brillia HALLなど)ゲネプロ取材会に出席した。演歌歌手を目指す青年・コージ(松田元太)の不器用で純情な生きざまを描く物語。稲葉はコージの相棒のギター弾き・オキナワ役を演じる。

舞台作品でギターを弾くのは初挑戦。稽古に入る半年前から準備を重ね、腕前を磨いた。「舞台上で楽器を演奏することも含めて、一緒に作り上げていく感じが今までやって来た創作と違うのですごく楽しみ」と開幕を待ち望んだ。

“相方”松田の印象は「カッコいい人」という。「最初の本読みの時から、抜き方を知らないんだろうなっていうくらいコージとして全力で生きていた」と感心。そのエピソードとして「おもしろかったのは、本読みでのどの負担を押さえるために『ここ歌抑えめでいいよ』と言って始まった歌を全力で歌っちゃって、『抑えるってどうやるんですか…』と。この人本物だなと思いました」と、役と地続きな松田の姿勢に目を見張ることも多かった。松田も「おふたり(稲葉とヒロイン役のキム・チャンミ)が常に本気で真っすぐでいてくださるので、その熱で(コージとして)いられるというのはありました」と感謝した。

この日は妻・藤田ニコル(28)との第1子誕生公表後、初の公の場となった。ギターを家族に聴かせることは「なかった」と明かすと、松田は「キッズだけじゃなくて僕にも奏でてください。おぎゃりますから」とすかさずアピール。稲葉は「あまり張り合うなよ」と突っ込み、仲の良さを伺わせた。