ジョニー・ウインター(66)が初来日し、4月13、14、15日に東京・江東区のZEPP東京で公演することが5日、分かった。

 白人でありながら、黒人音楽のブルースを演奏し続けていたウインターは、1969年にCBSと破格の契約金でデビューしたことから「100万ドルのギタリスト」と呼ばれるようになった。同年40万人以上を集めた「ウッドストック・フェスティバル」に出演。エリック・クラプトンなど数々のミュージシャンたちに影響を与えた。ドラッグ中毒に陥る時期もあったが、73年に復活。90年に日本ツアーが組まれチケット発売されたが、ドラッグ中毒の治療薬が日本では不認可だったため、ツアーは中止となった。

 21年が過ぎ、薬物中毒は投薬治療の必要もないほどに回復。ステージはいすに座るスタイルだが、66歳にして年間約50本のライブをこなし、初来日公演も実現の方向になった。チケットは2月25日から。問い合わせM&Iカンパニー03・5453・8899

 [2011年2月6日6時26分]ソーシャルブックマーク