覚せい剤を購入したとして警視庁が逮捕状を取っているタレントの小向美奈子容疑者(25)が8日に滞在延長を申請して認められ、3月21日まで滞在が可能になっていることが分かった。

 小向容疑者は、イラン人と日本人の薬物密売グループから覚せい剤を購入した疑いがあるとして、警視庁が逮捕状を取った後の1月21日にフィリピンに入国した。査証(ビザ)なしでの入国のため、小向容疑者は当初、11日に滞在許可の期限が切れる予定だった。しかし、マニラ首都圏の入管事務所で8日に延長を申請し、追加滞在が認められたという。

 小向容疑者は09年1月、知人宅で覚せい剤を所持していたとして警視庁に逮捕された。同年2月に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けて執行猶予中だった。

 [2011年2月12日0時54分]ソーシャルブックマーク