モデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(19)が14日、東京・南麻布のフィンランド大使館で行われた同国人気映画「アイアン・スカイ」(ティモ・ヴオレンソラ監督、28日公開)のPRイベントにゲスト出演した。きゃりーは、初シングル「つけまつける」がiTunesのエレクトロニックチャートでフィンランド1位を記録。日本上映を控えた同国で今年NO・1ヒット映画のPRに一役買うことになり、「リアリティーさが半端でなく、全体的に刺激がパーンと心の奥に染み込んでくると思います」と話した。

 きゃりーは、“青文字系雑誌モデル”として活動し、原宿系のカリスマといわれる。歌手としても、ファーストミニアルバム「もしもし原宿」のリード曲「PONPONPON」が、ユーチューブで約3000万回再生と世界的にヒット。5月に発売したファーストアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」はオリコン初登場1位を獲得、セールスも20万枚を突破した。今年最も注目を浴びた女性アーティストの1人で、11月6日には初の日本武道館公演も控える。

 NHK紅白歌合戦初出場も期待されており、「出るんじゃないかと予想されたりして、まさと思いながらドキドキしています。小林幸子さんとかインパクトがあるので、もし出られたら、今まで見たことにない素晴らしい衣装を着たい」と声を弾ませた。