NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」(月~土曜、午前8時)で、ヒロイン杏の相手役を演じている東出昌大(ひがしで・まさひろ=25)が25日、大阪市内の同放送局で取材会を開き、大阪弁と格闘の日々を語った。

 「『また』とかの接続詞も『いちご』とか食べ物の発音ひとつ、関西弁は違うので、何度練習してもいざ本番でNGを出してしまったり…。7回撮り直したこともあって、へこみました。放送が始まったら、僕の関西弁が(インターネット上で)たたかれてるかな?

 と思って、確認したら、意外になくて、それはホッとしました」

 埼玉出身で、関西にゆかりがなかった東出は、自分の大阪弁が不安だったようで、放送開始後には、インターネットの大手掲示板で、評判も確認していたという。また、桂米朝や故5代目桂文枝の落語を映像や音声で勉強し、イントネーションをたたき込んでいると話していた。