演歌歌手水森かおり(40)が12日、東京・西麻布の長谷寺で、育ての親で、レコード会社徳間ジャパン元社長、徳間康快さんの墓前に、11年連続のNHK紅白歌合戦出場を報告した。

 水森は、昨年亡くなった所属事務所前会長の長良じゅんさんの墓前にも訪れたといい、「大切な会長と社長に報告が出来て良かったです」と笑顔を見せた。

 今年の漢字1字が発表されたが、水森は自身については最新曲「伊勢めぐり」にもかけて「勢」をあげた。

 昨年の紅白歌合戦でのゴージャス衣装が話題となったことで、キャンペーン時などにはこれまでより若い人も多く足を止めたといい「あっという間で、幅も広がった1年でした。来年は19年目で20周年につながる年。この勢いで迎えられれば」と話した。

 また北島三郎(77)が紅白歌合戦を引退することについて「ビックリしました。同じステージで聞かせていただいて、今年も終わるなとか、演歌っていいなとしみじみ聞き入っていました。毎回会うたびに『しっかり頑張れよ』と声をかけてくださって、ありがたかったです」と感謝していた。