元歌手山口百恵さん(50=現姓三浦)の誕生日である1月17日から、4週にわたって全274曲が「着うた」で配信される。
今年は百恵さんが引退してから30周年。所属していた「ホリプロ」の創立50周年記念事業の1つとして企画された。音楽配信するソニー・ミュージックダイレクトは「配信という新しい手段で若い人たちに伝えていきたいと思い、このタイミングが一番いいと判断した」と話した。
百恵さんの楽曲は現在でも、多数のアーティストに歌い継がれている。宇多田ヒカルや桑田佳祐は自身のライブでカバー、04年発売トリビュートアルバムには福山雅治、つんく、PUFFYらが参加。若者にもなじみ深い。また、その人気ぶりは、昨年12月から発売中の「ザ・ベストテン
山口百恵
完全保存版
DVD-BOX」が、オリコン音楽DVDランキング2位を記録したことでもうかがえる。
楽曲は、携帯音楽配信サイト計12社から「着うたフル」(1曲420円)と同時に「着うた」(105円)「ビデオクリップ」(525円)「待ちうた」(105円)、PCでの配信(210円)もされる。1週目は「さよならの向う側」「一恵」など79~80年の71曲。2週目は「いい日旅立ち」「プレイバック
Part2」など77~78年の80曲。3週目は「湖の決心」「横須賀ストーリー」など75~76年の57曲。4週目には「ひと夏の経験」「青い果実」など73~74年の66曲が、それぞれ配信される。
[2010年1月15日8時28分
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