1992年(平4)に26歳で亡くなった歌手尾崎豊さんの数々の遺品などを展示した「尾崎豊特別展
OZAKI20」(7~19日)の内覧会が6日、東京・原宿のラフォーレ原宿で行われ、尾崎さんの長男尾崎裕哉さん(23)が取材陣の前に初めて姿を見せた。
周囲に父の写真が飾られた中、裕哉さんは「こんなカメラの前に立つ機会はないので緊張します。写真に囲まれて不思議な気分」と言い、父そっくりの歌声で父の代表曲「僕が僕であるために」を披露した。
裕哉さんは、慶大環境情報学部4年で、来春の大学院進学も決まっている。これまで、ラジオDJやテレビCMで父の代表曲「I
LOVE
YOU」を歌い、今夏はフジロックフェスティバルに出演したが、尾崎さんの育ての親で音楽プロデューサー須藤晃氏は「音楽はやっていくと思うが、デビューは考えてないのでは」と話した。