千葉県の森田健作知事は17日、東京・永田町の自民党本部で行われた「ちばの大地と海の恵み物産展」に出席し、同県産の農作物や魚介類などをPRした。

 森田氏は「千葉は地味だといわれるが、地味でいいんです。県民に約束したことは必ず守る。チーム千葉で頑張っています」と、笑わせながらあいさつ。「3方向を海に囲まれ、都会だが歴史があり、海の幸もおいしい。千葉にぜひ、アクアラインを使ってきてください」と呼びかけた。

 県産の野菜や果物、地酒や菓子のほか、銚子沖で水揚げされたキンメダイやカツオが、玄関前で販売されたほか、キンメダイの煮付けや、いわしのつみれ汁などが来場者にふるまわれた。

 森田氏は、県産のビワやキンメダイ、県のゆるキャラ「チーバくん」のぬいぐるみを、二階俊博幹事長にプレゼント。二階氏は、「物産展は完売、選挙は完勝だ」と笑顔で応じた。

 森田氏は4月、長年患っていた「眼瞼(がんけん)けいれん」の手術に踏み切り、入院。今月の大型連休明けに公務に復帰したばかりだが、元気そうな様子で、トップセールスを展開した。