昨年10月に移転した東京・豊洲市場で初となる、新年最初の取引「初競り」が5日早朝に行われ、一番マグロが史上最高額の3億3360万円で競り落とされた。これまでの最高1億5540万円を2倍以上更新するご祝儀価格に、市場関係者や見物客らは騒然。一部からは疑問の声も上がったが、落札した「すしざんまい」を運営する喜代村(東京)の木村清社長(66)は「豊洲もハッピー、築地もハッピー」と前向きだった。一番マグロはその後、築地場外のすしざんまい本店に運ばれ、ご祝儀価格で振る舞われた。
築地場外にある「すしざんまい」本店前は、5日午後、3億円マグロを一目見ようとする観光客らで大盛況となった。TOKIO城島茂(48)や松岡昌宏(41)らもテレビ番組ロケで訪れた。午後2時すぎにマグロ解体ショーが始まると、路地は人が入り乱れ、真っすぐ進めない“カオス”状態。入店待ちの列はみるみる延びて1時間以上の待ち時間となった。両親や中2の姉と3億円マグロを食べに来た小2男子は「とろける~」とご満悦。大トロを食べた48歳の会社員男性は「3億円と聞いて、その分おいしく感じた」と話していた。

