茨城県守谷市の常磐自動車道で、20代男性があおり運転を受け、車を停止させられた上、顔面を複数回殴られた事件で、傷害容疑で指名手配された宮崎文夫容疑者(43)が運転していた白い乗用車は試乗車だったにもかかわらず、約2000キロ乗り回していたことが17日、分かった。

宮崎容疑者は7月21日に神奈川県内のドイツ製高級車販売店に、自家用車の整備を依頼。同時に、「整備代金が高額だった場合、乗り換えを検討している」と言って、白いSUVを試乗車として借り出した。販売店によると、試乗車使用は3日間の約束だったが、最終的に返却された8月11日までの約20日間で、走行距離は約2000キロに及んでいたという。白いSUVの車両価格は920万円以上の高級外車。