NHKから国民を守る党・党首の立花孝志前参院議員(52)が29日、神奈川・海老名市長選(11月3日告示、10日投開票)の出馬会見を行った。「NHK受信料の集金人の戸別訪問を禁止する市条例の制定」「NHKの受信料を未払いの世帯に年間5万円の助成金を給付」「市役所職員の給与を現行の2倍にしてNHK職員並みとする」など異例ずくめの公約を掲げた。

出馬理由については落選した参院埼玉選挙区補欠選挙(27日投開票)後に「1番早い首長選だったから」。新たな財源策の1つとして富裕層を優遇し、市民として呼び込むなど経済を活性化させて「海老名をドバイにする」との構想をぶち上げ、当選すれば「4年の任期中は国政選挙があっても辞めません」と明言した。同市長選には立花氏以外に5期目を目指す現職、新人候補が出馬の意向だ。

28日にNHKから受信料2カ月分の不払いで提訴されたが「NHKは地雷を踏んだ。弁護団とともに戦う」と強気の姿勢だった。