自民党総裁選をめぐり、麻生派会長の麻生太郎財務相(79)、細田派の細田博之会長(76)、竹下派の竹下亘会長(73)が2日、合同会見を行い、菅義偉官房長官(71)支持を表明した。麻生氏は「(安倍政権の)政策をきちっと継続される方がよろしいのでは」などと理由を説明した。

麻生氏は安倍政権で外務相を務めた岸田文雄政調会長を支持しない理由を「(岸田氏が)よく分かっているのは間違いないが、突然(安倍首相が)辞任され、コロナという大きな問題を抱えて待ったなしで、あきらかに非常時ですよ、今は」と強調。さらに「危機管理、政策遂行がすごく大事なのでは。コロナ対応など担ってこられた官房長官の経験は大きい。この非常時には菅候補の方が優れている」との考えを述べた。

会見には、同じく菅氏を支持する他の派閥が同席せず、菅氏支持の派閥の主導権争いではとの指摘もあった。麻生氏は「(他の派閥は)すでに支持を表明されている」とし、タイミングの問題かとの質問には「そうそう。バラバラに集められても皆さん、ご迷惑でしょ」。竹下氏は「菅さんの正式な出馬表明を受けて、支持表明させていただいた」などと説明した。【近藤由美子】