5月3日に27年間の結婚生活に終止符を打って離婚することを発表した米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(65)が、80~90年代前半にかけて米ワシントン州シアトルの自宅で全裸のプールパーティーを催していたとビジネスインサイダーが報じた。

伝記作家のジェームズ・ウォレス氏によると、ゲイツ氏はシアトルにある全裸のストリップクラブに頻繁に出かけ、その後は自宅にダンサーらを招待して盛り上がることもあったという。

17時間働いた後、友人やダンサーを自宅に招き、プールで全裸になって乱交パーティーを楽しんでいたと同氏は語っている。そのような生活はメリンダ夫人と結婚した1994年頃まで続いていたようだ。

ゲイツ氏とメリンダさんは共同声明で、「人生の次のステップを夫婦として共に成長していくことができない」と語っていたが、具体的な理由は明らかにされていない。

マイクロソフトの取締役会はゲイツ氏が役員を退任する前年の19年に、ゲイツ氏と同社の女性従業員との過去の不倫疑惑について調査をしていたとウォールストリート・ジャーナル紙が伝えており、同氏の広報も「20年前の出来事」と不倫関係を認めている。

同紙はメリンダさんは2年前から離婚の準備を進めていたと報じており、未成年者への性犯罪などの罪に問われて勾留中に自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン元被告との交遊関係が明るみに出たことが離婚の一因になっていると伝えていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)