山本太郎代表が2年ぶりに国政復帰を果たした、れいわ新選組は存在をアピールした。

山本氏は首相指名選で誰に投票するかは「基本的には自由です」としたが、衆院では山本氏とともに比例当選した多ケ谷亮氏、大石晃子氏の計3票が投じられた。また特別国会の会期を12日までとする衆院議案には、3氏ともに起立に応じず、着席したまま反対の意思表示を行った。

参院の首相指名選でも、れいわ新選組の舩後靖彦氏と木村英子氏に加え、無所属の須藤元気氏も1票を投じ、衆参6票の「山本首相推し」となった。昨年6月の都知事選で山本氏を支援して、立憲民主党を離党した須藤氏は「山本代表の積極財政などの政策を無所属の立場で、これからも応援する」と語った。