3月3日から4日間、都内と横浜市で福島県の海の幸を味わえる海鮮丼を巨大キッチンカーで販売する福島県の海産物をアピールする食のイベント「発見!ふくしまお魚まつり 巨大キッチンカーキャラバン」(発見!ふくしまお魚まつり実行委員会)が実施される。

東日本大震災からまもなく11年。福島県のおいしい魚を実食してもらいたいとの生産者らの熱い思いを1杯の海鮮丼に集約した食のイベントで、3日は東京・大手町で出陣式が行われた。

3トントラックを改造した巨大キッチンカーで福島県産のおいしい魚を切り身にして乗せた800円3種と全部盛り(普通1200円、メガ盛り2000円)を販売する。

冷たい親潮と暖かい黒潮のぶつかる福島県沖の魚介類は「常磐もの」と呼ばれて取引される。福島第1原発の事故発生から10年となった昨年3月には、魚介の試験操業が終了し、本格操業に向けた移行期間に入っている。

オープニングイベントに出席した新妻秀規復興庁副大臣は「ヒラメの水揚げも震災前の8割にまで戻ってきた。私の家系も福島・小名浜でもあり、福島のおいしい海鮮丼を多くのみなさんに堪能していただきたい」と話し、試食をした感想も「今日の私の朝飯です。プリッとしてとてもおいしかった」と笑顔をみせた。

福島県の漁港から産地直送で届けられた食材ばかりで、ネギトロは福島県立小名浜海星高校水産課の生徒らの練習船「福島丸」が捕獲したマグロ、阿武隈川の清流で育てられたブランドフィッシュのメイプルサーモン、この春先にしか漁のないシラウオ、脂乗りのいいアナゴは煮つけた。そして常磐ものエースのヒラメはこの冬場が旬だ。ご飯は福島県ブランド米「天のつぶ」を炊き込んだ。

毎年11月に日比谷公園(東京・千代田区)で開催している国内最大級の魚食イベント「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」の福島県に特化したスピンオフ企画。2020年11月、21年3月には新型コロナウイルス対策として都内での宅配サービスと持ち帰り用の期間限定店舗を開設した。昨年11月には日比谷公園で開催された「第7回ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」と同時に実施して、3日間で約6万人が来場していた。今回も直前まで日比谷公園での開催を計画していたが、感染予防を徹底して巨大キッチンカーでのイベントに切り替えた。

3、4日は都内3カ所、大手町「トウキョウトーチパーク」「東京サンケイビル前広場」、渋谷「渋谷ストリーム」で午後3時まで開催する。

5、6日は都内は江東区・有明「有明ガーデン」、日野市・多摩平「イオンモール多摩平の森」で午前11時から午後6時。横浜地区は5日「クイーンズスクエア横浜」、6日「横浜赤レンガ倉庫」で午前11時から午後6時までの開催となる。それぞれのキッチンカーが1日500食ずつの販売で4日間で計6000食を予定している。