俳優の小泉孝太郎(44)が10日夜、放送された日本テレビ系「1周回って知らない話」にスタジオゲストで出演した。弟の小泉進次郎・自民党国対副委員長(42)がVTR出演し、小泉兄弟がテレビの画面で初めて一堂に会した。
孝太郎は「なぜ政治の道でなく役者の道に進んだのか」という質問に、「政治家という仕事は自分には荷が重すぎると思ったから」と打ち明け、さらに「進次郎には後ろめたい気持ちもあった。(俳優という)勝手に好きなことに挑戦したから、進次郎が自分がいろいろ考えて自分が背負いますと。あいつをそうさせてしまったのかなという思いもあった」と話した。
小泉家は、現在の小泉進次郎国対副委員長で4代目となる政治家一家。父小泉純一郎氏は首相を務めた。
VTR出演した進次郎氏は「自分から望まないと、この世界には行けない」と語り、自らの意思で政治の道に足を踏み入れたことを明かした。これに対し、孝太郎は「純粋な気持ちを持って、政治を志したことが聞けてよかった。インタビューを受けてくれて、素直な気持ちを聞けたのはうれしかった」と、笑顔をみせた。
孝太郎は、自分が進む進路を決めるに至った経緯も語った。子供のころは、自分自身も「政治家になる」ものだと思っていたが、純一郎氏からは「政治家以外の道をいきなさい。他に夢中になれることを探しなさい」と伝えられたことを明かした。一方で「自分の人生を自分の意思で決めていいのか。父の支援者の期待に応えるべきなのか」と、進路を迷ったことを明かし「誰か決めてくださいという気持ちだった」と、当時の苦しかった思いを振り返った。
高3の冬に、大学進学をせずに浪人することを純一郎氏に告げたといい、さまざまなアルバイトを体験。そんな中、純一郎氏から「ショーシャンクの空に」などの映画を見るよう勧められ、さまざまな映画を見あさる中で「役者の道を志すようになった」と述べ、きっかけは父に勧められた映画だったことも明かした。
父に「役者に挑戦したい」と打ち明けたところ「ひと間くらいあって、『そうか、やってみなさい』」と認められたという。「『政治の道へ』と言われていたら、僕はつぶれていたでしょうね」とも振り返った。

