将棋の最年少7冠、藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が全8冠制覇を目指して永瀬拓矢王座(31)に挑戦する、将棋の第71期王座戦5番勝負第2局が12日、神戸市「ホテルオークラ神戸」で始まり、定刻の12時10分になり、昼食休憩に入った。ここまでの永瀬の消費時間は1時間19分、藤井のは1時間50分、戦型は角換わり。午前は50手まで進む、速いペースで進んだ。角換わりの出だしから、藤井が右玉に組んだ。
藤井の勝負メシは「神戸ポークと淡路玉葱の味噌炒め御膳」。
永瀬は「ビーフカレー」・「アイスカフェオレ」「オレンジフレッシュジュース」「ウーロン茶」。“トリプル”だった。
8大タイトルのうち7つを保持する藤井は、残る王座を奪取すれば、全8冠独占を達成する。
両者の対戦成績は藤井の11勝6敗。対局は持ち時間が各5時間。昼食休憩をはさみ、夜までに決着する見込み。