お笑いタレント、ユーチューバーたかまつなな(30)らが9日、芸能人の人権や権利を守るための法整備を訴え、弁護士の佐藤大和氏、ジャーナリストの松谷創一郎氏、元ジャニーズJr.の二本樹顕理氏とともに記者会見を行った。
たかまつは、芸能界には特殊な権力構造があるとし、旧ジャニーズ事務所、宝塚歌劇団の過重労働問題、原作者の権利侵害が連日報道されていることも挙げ、「芸能人、クリエイターの権利を守るため、現状を変えたい」と訴えた。法整備により「芸能人、芸能界を目指す未来の子供たちが救われる」とした。
佐藤氏は、芸能従事者の地位と権利を守ることを目的とした法整備を目指し、(1)芸能従事者の活動環境の整備(2)取引関係の整備(3)肖像権やパブリシティー権など権利の明確化-を骨子にしたいとした。芸能従事者は、創作、実演家、技術支援者も含める。映画、ドラマの原作者も含まれるとした。
たかまつは「芸能界に入った時、パワハラ、セクハラ、性加害が当然のように行われていることに驚きました。キャスティング権をちらつかせながら性加害を繰り返している方がいる」などと話し「理不尽なことが当たり前のように行われておりショックを受けました」と振り返った。
たかまつも性被害に遭ったことを明かした。「高校生の時、お笑いライブ出演前にお弁当を食べている時にお尻を触られ続けました。びっくりして固まって、(顔を)見ることもできなかった」などと明かし「他の人の被害にも見て見ぬふりをしてしまいました。声を上げられなかったことを後悔しています」と話した。
「#芸能人を守る法律を作ろう」の署名サイトで、23年11月21日からこれまでに6700人を超える署名が集まったという。今後、インターネットで被害者の調査も行うとした。

