東京都の小池百合子知事は16日の定例会見で、昨年4月の東京都江東区長選をめぐる公職選挙法違反(買収など)罪で柿沢未途被告(自民党離党)が衆院議員を辞職したことに伴う東京15区補選(4月16日告示、28日投開票)への出馬臆測が流れていることについて、受け止めを問われた。
野党各党が候補者を次々発表する中、「自ら出られるお考えはあるか」とストレートに問われた小池氏は「これから都議会の予算審議が始まる。こうやって都政に集中しているところです」とだけ答えた。
小池氏は今年7月の都知事選での3選出馬に向けた態度表明も、まだ行っていない。岸田文雄首相の支持率が低迷する中でも有力な「ポスト岸田」の顔ぶれがなかなか確定していないこともあり、本人が否定しても「国政復帰論」が取りざたされる小池氏が、東京15区補選出馬で国政復帰を目指すのではないかという声が、永田町では出ている。昨年12月の江東区長選では、小池氏に近い元東京都幹部の大久保朋果氏(52)が初当選している。
小池氏は先日、首相官邸で岸田首相と会談し、古巣の自民党本部にも足を運んだ。その時のやりとりを問われると「毎年行っております。4月からの都の予算について説明し、国への協力を依頼するということに尽きております」と、答えた。

