元内閣官房参与で慶大大学院教授の岸博幸氏(61)が18日、TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け開かれた衆院政治倫理審査会における、安倍派幹部ら出席者に対し激怒した。

番組ではこの日、先月29日と今月1日に開かれた政倫審を取り上げた。この中で、岸氏は「私、むちゃくちゃ怒ってるんですね」と切り出した。そして「そもそも政倫審は、正直言ってあまり新しい事実は出ないだろうなと思ってましたけど、岸田総理が出たのはいいんですけど、完全公開の場に安倍派幹部を出すことに成功した…この部分はともかくとして、結局は裏金疑惑の関係で新しい事実は何も言ってません」と語気を強めた。

そして「で、それを越えて安倍派幹部にいたりましては、人によって若干食い違いはありますけど基本的には”自分は知らなかった””自分は関わってなかった”という答えばかりで、そういう方向性ばかりで。事務総長は会計関係やってなかったとしても、安倍派幹部でしょ?と。じゃ、これだけ問題になってるんだから中で事実を調べられるはずでしょ?と。それも何も調べてないんですか?と

。正直言って小学生が先生から怒られて知りませんと言い続けているのに等しいですので、政倫審で結局こういう答えばかりしてますので、新しい事実は何も解明されていないというのがありますので、非常に腹立たしいです」と続けた。

MCの爆笑問題太田光から「こうなるだろう、というのは前々から岸さん、言ってましたよね」とふられると、岸氏は「本当に予想どおりですね。安倍派幹部の回答は恐らく、検察の取り調べの回答とほぼ同じなんですね。これをずっと、こういう国民が見ている場で言うのかとあきれました」と述べた。

政倫審に出席した安倍派幹部4人は、政治資金報告書への不記載を陳謝するなどしたが、「把握してなかった」「会計に関与しない」などと強調した。