れいわ新選組の山本太郎代表は27日、参院選(7月3日公示、20日投開票)を前に国会内で報道各社のインタビューに応じ、22日に投開票された東京都議選で議席を獲得できなかったことについて、激戦となる東京選挙区での戦いには「結びつかない」として、都議選の結果が参院選の首都決戦に与える影響に否定的な認識を示した。

れいわは都議選に3人を擁立し、議席獲得には至らなかった。山本氏は「東京都議選では、残念ながら議席を取ることはできなかった」とした上で「想定できることではあった。党道府県レベルの議会選挙ではまだまだ力不足。そこにリーチできるまでの力はまだ出ていない」と、都議選の戦いを振り返った。

「市区町村レベルの議会選挙では議席を増やしてきているが、都道府県の議会選挙レベルにリーチするには、まだ時間がかかるというのが率直な感想」とした上で「それが国政選挙に直接的に結びつくかというと、結びつかないというのが認識だ」と訴えた。

東京選挙区の改選は6だが、今回は欠員補充分の任期3年の1議席を含めた7議席を、各政党、各候補者が争う大激戦区。重点選挙区を問われた山本氏は「全部、重点ですよ」とした上で、東京都選挙区に言及。「ここは、議席獲得がいちばん可能性があるかもしれません」と述べた。

れいわは東京選挙区に、衆院議員在職中の政治資金規正法違反事件で実刑判決を受け、出所後は出所者や生活困窮者の支援活動を行ってきた元衆院議員の山本ジョージ氏(62=本名・山本譲司)の擁立を発表している。山本氏は「東京選挙区といえば、知名度やビジュアルが結構、重視されることが多いが、非常にシブい人選をしている。いちばん人口が多い場所でも当然、格差は広い世界。多くの人に、れいわ新撰組とは何かを打ち出していくことが重要だ」とした上で「それぞれの選挙区が大事だが、首都東京で訴えることは、党の信念そのものといわれるような状態でないといけないので、かなり意外性ある人選を行った」と説明した。