韓国前大統領の尹錫悦(ユンソンニョル)容疑者が10日、逮捕された。昨年12月の「非常戒厳」宣言を捜査する特別検察官は同日未明、自身の拘束阻止を指示した特殊公務執行妨害などの疑いで、前大統領を逮捕。1月に内乱首謀容疑で逮捕、起訴された後、3月に釈放されており、約4カ月ぶりの身柄拘束となった。

ソウル中央地裁の令状専担部長判事は10日午前2時7分、職権乱用権利行使妨害、虚偽公文書作成、特殊公務執行妨害などの疑いで尹錫悦前大統領の拘束令状を発行した。部長判事は「証拠隠滅の恐れがある」と、拘束理由を説明した。

韓国の総合紙・東亜日報は10日「前日の9日午後2時22分ごろ、本格的に始まった尋問は、同午後9時5分ごろまで約6時間43分間行われた。1月19日、ソウル西部地裁で開かれた第1回拘束令状実質審査の審問時間(4時間50分)を軽く超えるほど、双方が激しく対立した」と伝えた。