鳩山由紀夫元首相は5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。3日に中国・北京で行われた抗日戦争勝利80年の記念行事に招待され出席したことをめぐる国民民主党の玉木雄一郎代表からの「評価」に、やんわりと反論した。

鳩山氏が出席した式典には、中国と関係の深い26カ国の首脳級が出席。中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩総書記が初めて公の場で一堂に会する異例の場となった。軍事パレードも行われた。鳩山氏の出席について、玉木代表がフジテレビの取材に「中国のプロパガンダに利用されかねず遺憾だ」などとコメントしたことが報じられた。

鳩山氏は、こうした経緯を踏まえ「国民民主党の玉木代表から、私の訪中が中国のプロパガンダに使われるのではないかと懸念が寄せられていた」とした上で「実は中国側の方が私を中国のプロパガンダに使ってるように思われてはならないと配慮してくれていた。また習近平主席夫人が『こんにちは』と日本語で挨拶して下さったのも有り難い配慮であった」とポスト。玉木氏の認識とは異なる主張を展開した。

鳩山氏の出席をめぐっては、長男で国民民主党の鳩山紀一郎衆院議員がXに「父には出席の取りやめを要請しました」と明かし「日本国民にとって最も大切なことは、戦争の悲劇を二度と繰り返さないために、歴史から学ぶべきことはしっかり学びつつ、抑止を中心に、常に最大限の戦略的な準備を行うことです。その観点で、日本の元首相が中国政府の戦勝記念行事に出席する必要はありません」と記し、出席をとりやめるよう強く求めていた。

鳩山氏は式典翌日の4日のX投稿に「北京の抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典に招待を受けた。習近平主席は繰り返し日本軍国主義者の侵略に勝利したと述べ、周恩来首相と同じく、日本の軍国主義者と一般の日本人を区別して話された。歴史を正視し鏡とする重要性を今更ながら感じさせられました」と、出席した感想をつづっていた。