自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に出馬表明している林芳正官房長官が、18日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」に生出演。辞任を表明した石破茂首相と、官房長官としての自身を自己採点し、理由を説明した。
番組冒頭、10の質問に簡潔に答えるコーナーで、「約1年間の石破政権。総理は何点? 林さんは何点?」と質問されると、林氏は天井を見上げて笑い、少し考えながら、「総理85点、林芳正75点」と回答した。
その後、EXITりんたろー。から「85点って、国民と結構温度差がある気がするんですけど…」とツッコまれると、林氏は「けっこう、近くで見ていると、いろいろ迷われながら、決断の連続だったんですね。だからまあ、ちょっと情けが出たかもしれませんけども」と苦笑。石破氏について「やっぱり、類いまれなる言葉の能力はあるんですね。従って、もうちょっと、何て言うんですかね…運が悪かったというとあれだけど、ちゃんとハマるところにハマる時代だったらなあ、という思いはあったんですよね」と惜しむように語った。
進行の平石直之アナウンサーから「その意味では、そもそも変わる必要はなかったと思ってますかね? 85点ということは」と聞かれると、林氏は少し語気を強め「いや、選挙負けました。これはやっぱり次の人に道筋を付けてから辞めるというのは必定だと思います」と断言。平石アナに「その意味で言えば、85点で選挙に負けている、というのは何なのかということだと思うんですよ」と重ねて質問され「やっぱり、(自民党)全体に責任はあると思います。それは最後は、会社でもそうですけど社長が責任を取る。という意味では、総理が責任を取る、ということですけど、総理1人がダメだった、ということじゃない」と語った。
平石アナは「林さんも75点だったとすると、政権は良かったんだ、どちらかと言うと。つまり、もう一つ言うと、この政権を継続させる、継承させるというのが、(総裁選の)他の候補者との違いなんですよね。つまり『政権は良かったんだ、自民党がダメだった』と、大きな評価で言うとそういうこと?」と、林氏の総裁選での訴えに言及。これに対し林氏は「そうですね、ちょっと専門的になっちゃうんですけど、政府がやる政策と、それを支える党と、議院内閣制なので政府と与党があります。今回、継承する、と私が言っているのは政府の政策で、党の方はゼロからの再建と言っているんですね。党は徹底的に、この際、改革をしなきゃいけない」と述べた。
番組では林氏が、実務能力にたけ、閣僚辞任の際に即対応してきた経歴から「政界の119番」と称されることなども紹介された。

