22日に告示される自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬を予定する林芳正官房長官(64)は21日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に生出演。18日に出演したインターネット番組で、自民党が参院選で掲げた国民1人当たり一律2万円給付の公約をめぐり「私だったらやらなかったかもしれない」と否定的な発言をしたことについて「不適切な発言だった。おわびして取り消したいと思っている」と述べ、発言を撤回する考えを示した。
林氏はネット番組出演で石破首相との違いを問われた際に、「結果として今回、2万円(の給付)を公約した。あれは、私だったらやらなかったかもしれない」と述べていた。
ただ、林氏は石破政権の要の立場でもあり、この日、発言への反発や批判が出ていることを問われると、自ら「不規則発言」と認めて謝罪。「(政権幹部として政策決定に)いっしょに携わっているので、これはちょっと、なかったと思っている」と平謝りだった。
その上で「その時(ネット番組で)申し上げたのは、この公約が、よかった、やれ、という状況ではなかったので、少数与党ですから、野党のみなさんとも協議をする中で、絶対にここに書いたことから1歩も動かない、ということではないということも、付言しておきたいと思います」と釈明した。
自民党が参院選で大敗したことで、与党で公約した2万円給付案は宙に浮いた状態だが、国民は今も物価高に苦しんでおり、給付への期待は依然、根強い。

