政治ジャーナリスト田﨑史郎氏が11日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル サタデー」(土曜午前11時30分)に生出演。自民党の高市早苗総裁に公明党の斉藤鉄夫代表が連立政権離脱を伝えた経緯について解説した。
MCの松尾由美子アナから「斉藤代表は『高市さんだから離脱するわけではない』という風に否定していますけど、この1週間の間に高市さんの取った行動の中で、何か気にいらないことがあった?」と質問すると、田﨑氏は「これは困ったモノだなというところが3カ所ありまして」と指摘。「ひとつは4日に公明党本部を訪ねた時に、(政治とカネの問題など)一連の注文を突きつけた後、斉藤さんは『本音の話をしたいんです。時間を取ってください』という話をしているんです、高市さんに対して。その場ではそれ以上に突っ込まずに週が明けたら、日曜日に高市さんと(国民民主代表の)玉木さんが会っていたという報道がドーンと出てくるわけですね」と語ると「(斉藤代表は)自分は頼んでゆっくり話したいと言ってるのに、玉木さんと先に会ったんですか、というところで1つめの不信感」と解説した。
続けて「2つめは人事なんですよ」と明言し「人事で麻生(太郎)副総裁以下の陣容が、公明党から見ると『こちらとパイプがない人ばかりだ』」とコメント。フリップでは、麻生派の鈴木俊一幹事長と有村治子総務会長、旧二階派の小林鷹之政調会長、旧安倍派の萩生田光一幹事長代行らが示された。田﨑氏は「これじゃ新執行部の人とあんまり話せないなと。そこで連立離脱を決断していくんです」と語った。
さらに田﨑氏は公明党について「昨日は『一方的』と言われたことが、ちょっと事実と違うよね、ということで、非常に不快感を持ってらっしゃる」と言及。高市総裁が斉藤代表との会談後に「一方的に連立政権からの離脱を告げられた」と発言したことに対し、公明党側が悪い印象を持っていると解説した。

