高市早苗首相は24日、衆参両院の本会議で首相として初めての所信表明演説を行った。自民党は少数与党だが、演説が始まる際には「よーし」「頑張れ」など、自民党席から大きな声援や拍手が起きる一方、野党席からは「今まで何をやってきたんだ」「えーーーーー」などのヤジが飛び交い、議場が騒然となる場面が何度もあった。

与党席から「静かにしろ」と野党のヤジをいさめるような「逆ヤジ」も多く、身内からの「援護射撃」があまりなかった石破茂前首相の昨年10月の所信表明演説とは対照的で、議場の景色は様変わりした。

一方、「政権の基本方針と矛盾しない限り、各党からの政策提案をお受けし、柔軟に真摯(しんし)に議論してまいります。国民の政治への信頼を回復するための改革にも全力で取り組んでまいります」と述べたところでは、野党席から「裏金を解決しましょうよ」などのヤジが飛び、これに反発する与党側のヤジで、一時騒然となった。そのため、高市氏が、少し演説を止める場面もあった。

自民と連立を組んだ日本維新の会から積極的な白紙が飛ぶなど、ここでも自公連立政権時代との景色の違いがみられた。