秋篠宮さまが30日、還暦の誕生日を迎えられた。同日には、誕生日に先立って25日に行った記者会見でのお言葉と、今年で結婚35年目を迎えた紀子さまと秋篠宮邸を散策する様子の近影が、宮内庁公式サイトで公開された。
秋篠宮さまはチェック柄のジャケットに、シルバーと赤のストライプのネクタイ姿の還暦写真を公開。薄いグリーンのスーツドレス姿の紀子さまと、笑顔をみせながら邸内を散策する写真もアップされた。会見では「今度、還暦を迎えるわけですけれども、私個人の中では、時間というのは連続しているものと認識していますので、還暦と言われても、干支(かんし)が一巡したんだなということと、そういう年齢になったんだなという感想があるくらいです」とコメントした。
会見では長男悠仁さまが今年、成年式を迎えたことや、皇位継承順位第2位の成年皇族として、今後の活動への期待、家庭や大学でのエピソードについても言及。秋篠宮さま以来の成年式となったることに触れながら「成年式が行われるのは40年ぶりということで、恐らくそれを支えてくれた宮内庁の職員も、いろいろと調べることがあって大変だったんだろうと思います。長男の成年式に関係することですけれども、まず、私の中ではずっと小さいというイメージがあるんですね。その長男が、成年は去年終わっているわけですけれども、もう成年式ということになると、時の流れの速さを感じました。息子はかなり入念に成年式の準備をしていたようです。式自体と共に、その後、賢所でも参拝があり、そういうときの所作などを何度も稽古していました。私はその期間の様子、それから成年式当日の様子を見ながら、大人になったんだなと感じました」と語った。
また皇位継承順位第2位の成年皇族として今後の活動への期待を聞かれると「今はまだ大学生ですので、公的な場面に出る機会というのは、それほど多くなく、限られたものであります。まだこの状態がしばらく続くわけでありますけれども、そういう時期ではあっても、これはいつも同じことを私は言っているように思いますが、出席する場合、その一つ一つを大切に思いながら、丁寧に取り組んでほしいと思っています」と述べた。
家庭や大学での様子については「家庭では私の良き話し相手になってくれています。エピソードというほどのものではないかもしれませんけれども、割と最近では、一緒に稲刈りをしたりしました。また、大学での様子ですけれども、私は大学での様子はあまり知らないんですが、話をしていると、かなり充実した大学生活を送っているようで、そのことをうれしく思っています。また、大学でのエピソードというのも、私はよく知りませんけれども、少し関連することとして、今、東京にいるときもありますけれど、つくばの方に泊まっていることもあります。それでどうも自炊をしているようなんですね。それでいつだったか、少し前ですけれども、庭の畑で採れた野菜を持って行ってポテトサラダを作ったりとか、それからまた、栗御飯を作ったなどというその時の写真が、メッセージと共に送られてきました。それぐらいでしょうかね」と明かした。
会見では、秋篠宮さまが昨年の会見で「皇族も生身の人間」と発言したことに関連して、今後、佳子さま、長男悠仁さまの結婚についてプライバシーの問題が浮上する可能性がある中、「お二人を守っていくということについては、どのようにお考えか」との質問も出た。秋篠宮さまは「なかなか守るといっても、それをどうするかというのは難しいことだと思います。ただ、結婚のことだとか、そういう大切なことについての情報管理というのはしっかりと行っていかないといけないと思いますし、そのためにどうするかというのを考えるのは、私たち親の役目であると思います」と述べられた。
皇室では、愛子さまが12月1日に24歳の誕生日を迎えられるほか、皇后さまが同9日、上皇さまが同23日、佳子さまが同29日と、誕生日が続く1カ月となっている。

