弁護士の紀藤正樹氏が21日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。小野田紀美経済安全保障担当相が定例会見で、一部フリー記者に「あなたの意見を語る場所ではございません」と苦言を呈した内容を伝える記事を引用し、対応を批判した。
小野田氏は19日の会見終盤の質疑応答で、フリー記者から「韓国が本部の旧統一教会の高額献金。日本人の国富の海外流出、外国人の迷惑行為に当たると思うのですが、これに取り組まない理由は、元安倍総理と教団のズブズブの関係がまた注目を浴びるのを避けるためなんでしょうか。理由を教えて下さい」と質問された。小野田氏は「理由に関しては以前申し上げましたので、自分が取材した取材の動画をご確認ください」と返答した。
ただ同フリー記者は続けて、安倍晋三元首相殺害事件で殺人などの罪に問われた山上徹也被告(45)の裁判が18日に奈良地裁で結審したことに触れ「あらためて聞いているんですが。判決も出た、裁判も終結した、区切りを受けて、あの事件をどう振り返って、山上被告の家庭の経済的破綻を招いた安倍元総理と教団のズブズブの関係について何もコメントしないんですか」と再質問。小野田氏はこれに対し「何もコメントはございませんし、この場というのは、私の所管に関することを、省庁の意見をしっかり所管の大臣としてお話しする場所で、あなたの意見を語る場所ではございませんので」と主張した。フリー記者は「外国人担当大臣として外国人の迷惑行為の一種ではないかということを聞いているんですが、なぜ所管内にならないのですか」と問い返したが、小野田氏は「所管外です。以上です」と即答。フリー記者の「根拠はないんですか」との声にも「所管外です」と繰り返した。
紀藤氏はこの会見のやりとりを念頭に「小野田紀美氏の経済安保担当大臣としての所見が管轄外ではオールド官僚の答弁と同じで日本の先が危い」と批判。「大臣たるもの主観を超えて国のために尽くべき立場だと思います」と提言した。

