八代英輝弁護士が6日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。米国の軍事行動で攻撃を受け、拘束されたベネズエラのマドゥロ大統領について米国が「公職性を認めていない」と説明した。
マドゥロ大統領は、3日未明にベネズエラの自宅で夫人とともに米軍に拘束された。現在は「麻薬テロ共謀」「コカイン輸入共謀」「機関銃及び破壊装置の所持と共謀」の4つの罪に問われて裁判所に出廷。裁判長から本人確認をされて「ベネズエラの大統領だ」と名乗り「自宅で誘拐された」と説明。さらにマドゥロ大統領は起訴内容を問われて「私は無実です。有罪ではありません」と無罪を主張。妻も無罪を主張した。次回の審理は3月17日に予定されている。
MC恵俊彰が「ここは法律の専門家の八代さんに聞きますが、こういうことって、ありうるんですか」と尋ねると、八代氏は「ありますね」と答えて「米国に向けられた麻薬犯罪であったり武器の密輸犯罪であったり、というものに関しては国外犯の適用があるので、外国人が国外で犯した場合にも米国の法律の適用がされるんですね。それが根拠のひとつとなっていて、司法手続きで裁ける。なので司法手続きで裁けるということが前提となっていて、今回アレインメントという起訴状朗読と罪状認否という司法手続きにのっとって行われているんですね」と解説した。
そして「もうひとつヘッド・オブ・イミユニティ(Head of Immunity)っていうルールがあって、国の元首は他国のルールで裁けないってルールがあるんですけれども、それだとベネズエラ大統領は、現職の大統領は、米国の司法手続きでは裁けないということなんですが、トランプ政権が前回の選挙(ベネズエラ大統領選挙)は不正に行われたと言っていて、マドゥロ大統領の公職性を認めていないので、米国の司法手続きで裁けるという建て付けになっている」などと解説した。

